金融

多重債務に陥る原因

最初はほんの少しの借入だったものが、徐々に増えていった挙句に多重債務に陥ってしまうというパターンが後を絶ちません。多重債務に陥ってしまう原因の大半が、債務の返済のために借り入れをするという自転車操業です。

消費者金融や信販会社などから借り入れをしたものの、金利が増えて自分の給料では返済が出来なくなってしまった場合、通常はどうにかして返済金を作ろうと考えます。それが知人であったり親であったりしますが、最初のうちは借りれたでしょうけど毎月となると必然的に断られるようになります。

もはやどこからも返済するお金の工面が出来なくなったとしても、金融業者は待ってはくれません。月末の支払いを一度でも不履行にしてしまうと金融業者からの督促や取り立てを受けることになります。

そうなることを恐れて、殆どの人は借り入れ返済の為に、新たに金融業者から借金をするという自転車操業に陥ってしまうのです。

こういった多重債務者は表面上は毎月の支払いを履行しているため、信用情報機関の事故情報(延滞、破産)には登録されず、新たな借入をすることが可能になっているのです。

しかし、2010年に施行された貸金業法改正により、年収の三分の一以上の借り入れが不可能となったことから、こういった自転車操業に走る人は減少しているものと推測されます。